平原研究室の日々

2015年度のメンバーと、こんなことがありました。

2015年度 (平成27年度)

いろいろなチャレンジをした2015年度も今日で終わり。研究室はひっそりとしています。(3月31日)

本学の学位記授与式が挙行されました。本研究室の卒論生3人が学士号を、院生2名が修士号を手にしました。残念ながら院生1名はインフルエンザに罹患したために欠席。 院生の小島君には日本音響学会北陸支部より優秀学生賞が贈呈されました。みなさん、おめでとう!(3月20日)


本研究室OBでフォスター電機に勤める松本拓也氏が、金沢で開催された北陸地区音声・音響・超音波連携研究コンソーシアム主催の交流講演会で、現在の業務内容などについて講演をしてくださりました。いくつかの機器を自ら設計し海外での製造現場の指導もするなど、元気に活躍している様子がよくわかりました。(3月19日)

JASAと通称される米国音響学会誌。異動とともに各地を連れまわしてきた雑誌で、研究室の書架を占拠していた。 いまや全てPDFで読めるので、意を決して廃棄した。(20冊ほど残して!)すっきりとした書架には、卒業生諸君の卒論・修論・博論や活動記録、 そしてPDF化されていない日本音響学会誌と音響学会講演論文集などを収めた。(3月17日)

3月9〜11日は桐蔭横浜大学で開催された日本音響学会春季研究発表会に単騎遠征。「指差しによるバイノーラル再生音像の幅と方位の測定」と題する発表をしてきました。 春の音響学会が開催されるときの首都圏は寒いことが多く、今回もずっと冷たい雨が降りしきっていました。(3月15日)

暖かくなった3月6,7日に、研究室発足10周年記念のOB会を宇奈月温泉の「喜泉」で開催しました。23名が北陸・関東・中京・関西から電車や車で参集しましたが、一人は自分の足で走ってきました。 平原の振り返りトークと「笑いを取れ」と厳命を受けた現役生の研究紹介、そして森重先生による TeleHead-M についてのスクープを報じるビデオニュースで大爆笑。記念品の贈呈式の後に、 夜空に花火が打ちあがり、懇親会は深夜まで続きました。 OB・OGは皆、顔が引き締まっていて、「底力」を出して頑張っている様子でした。(3月7日)


暗くなってから、研究室 OB の古川君がひょっこりと来訪。いつもの笑顔で、機械設計をバリバリやるとともに、お客様対応も任されているとのことでした。(3月3日)

昨夜から雪となり、今朝は一面の銀世界。冬に逆戻りです。(3月1日)

2月28, 29日はJAIST正面にある石川ハイテク交流センタで開催されたJAIST-RIEC合同ゼミに遠征。 参集した50余名が研究成果について議論するとともに懇親を深めました。本研究室からはM2の小島君が「小島現象」について発表しました。(2月29日)

天井にスキーウエアが吊り下がっていました。スキーへ行ってきたようです。(2月22日)

雪が降りが続く中、「海彩」で修論・卒論審査会における発表の反省会を開催。森重先生と高野先生をお招きしました。途中で襖を隔てた隣の部屋に居た情報の中田先生が飛び入り参加。別の小部屋には前田先生の姿もありました。 辛かった時期とヤッタ!と小躍りしたとき、先輩が残したプログラムにあったとんでもない変数名、高大連携プロジェクトの苦労話などで盛り上がり、 締めはバカヤロー三唱と相成りました。(2月17日)

昨日に引き続き雪が舞う中、知能デザイン工学科の卒業論文審査会が行われました。本研究室の3名は立派な発表を行いました。(2月16日)


週末の暖かさはどこへ行ったのか?寒気が再来して雪が舞う中、知能デザイン工学専攻の修士論文審査会が行われました。本研究室の2名が審査を受けましたが審査結果や如何に!(2月15日)

暗雲が空を覆いゴロゴロ雷鳴が轟いています。本日正午が卒論提出の締め切りでした。本研究室からは三つの卒業論文が提出されました。 一つは先週提出済、一つは余裕で、もう一つは滑りこみでした。(2月9日)

晴れ渡った青空に白い峰々が輝いています。本日正午が修論提出の締め切りでした。本研究室からは二つの修士論文が提出されました。 一つは余裕綽々で、もう一つは締切間際でした。(2月8日)

フォースに覚醒したのかもしれない一人の卒論生が、来週火曜日の締め切りを待たずに卒論を提出しました。ここのところ不夜城に籠っている先輩と同級生たちを尻目に、ゆったりとした週末を送ることでしょう。 赤ペンを握って書かれているものを解読していると、夕方には眼の筋肉が動かなくなってきます。歳ですなぁ。(2月5日)

強い寒気団が日本列島を覆い、週末は猛吹雪になりました。24日に予定していた体育館での実験はできなかったようです。どうしてもっと暖かなうちにやらないのでしょうか・・・ 今日はようやく青空が顔を出し、少し暖かくなりました。ぶぉ〜んという轟音が聴こえてきたので外を見ると、隣の研究室の学生諸君が雪の上でドローンの試験飛行をしていました。 本研究室の卒論生3名もラストスパートに入っています。(1月26日)

この冬初めての本格的な雪。吹雪いています。昨日は部屋の空調器の故障でふるえながら過ごしましたが、今日でなくてよかった。 午前中の早い時間から研究室には学生諸君の姿がありました。また、机上には空きびんが並んでいました。(1月19日)

夜の7時半ごろ、ビシッとしたスーツ姿の小林君がひょっこり来訪。Java でプログラムを書いているとのこと。相変わらずいい笑顔をしていました。(1月7日)

今年は1月4日が仕事始め。卒論生は正月も頑張っていたようで、それぞれの「研究」が進捗していました。 今日の夕方の研究室では、読書にいそしむ人、ヘッドホンをかぶってプログラムと格闘する人、机上の PS3 コントローラを前に青色の画面を見つめる人、黙々とデータ整理する人、そして、主のいない机が一つ。いつの間にか、締め切りまでの週数を片手で数えられるようになりました。締め切りが一年後の一人は、なぜかタマネギに齧りついていました。(1月5日)


12月22日に研究室の忘年会を開催しました。森重先生とOBの森川先生と塚田君も駆けつけてくださりました。 サーバーから注いだ生ビールで乾杯し、生ハム原木と美味しいフランスパンをワインで楽しみ、鴨鍋と鳥鍋を日本酒とともに味わいました。

今年の忘年会のメインイベントは「悪態まつり」。先日、ラジオから流れてきた「音の風景」に耳が点になり、幹事に同様の「まつり」をやろうと提案したところ、賛同してくれました。 腹が満たされ酔いも回ったころ、意を決した幹事が「∇Å∬∞∂△∴∃ バカヤロー!」と大きくドスの利いた声で叫んで「悪態まつり」の幕が切って落とされました。 しかし、続いて憂さを晴らす者は少なく、「言いたことあるだろう、ニュートンなんか言えよ、バカヤロー!」と幹事の声が響き渡りました。 そうこうするうちに声を聴きつけた隣の研究室の学生諸君が乱入。無礼講で思う存分「悪態」をついてもらいました。日づけが変わるころに、全員で中締めのバカヤロー三唱。その後、どうなったのかは不明です・・・(12月23日)

快晴の日曜日。昼下がりの研究室は空っぽ。まだエンジンはかかっていなかった・・・・。一人だけ実験室で頑張っていました。(12月20日)

残された週の数がそろそろ片手でかぞえられるようになり、学生諸君のエンジンが少し暖まってきたようです。そして、研究室の大机の上には・・・(12月18日)

12月11日と12日、低気圧の接近による土砂降りの雨の中、金沢で開催された電気音響研究科に遠征。初日に、平原が「音響計測と聴覚実験におけるノイズについての論考」と題して日々のノイズバスター活動を報告するとともに、院生の小島君が学生セッションで「モノーラル水平面音像定位」をポスター発表。小島君はこの発表で学生研究奨励賞をいただきました。(12月12日)

来年四月に研究室配属予定の知能デザイン工学科3年生を対象とした研究室公開。今年も研究室の総力をあげて、おもてなしをしました。(12月10日)

低気圧の接近による暴風でサンダーバードが運休となった12月4日、㈱AIの松永悟行氏をお招きして2年生向けの知能デザイン工学特別講義を講じていただきました。 また、JAISTの森川大輔先生と北陸大学の木谷俊介先生をお招きして平原研究室の特別講演会を開催。現在取り組んでいる研究内容や研究の意義をどう語るかなどについてご講演いただきました。 夜の帳が下りてから「一心」にて懇親会。なぜか、「一心」へ行くときはいつも雨です。(12月4日)

この9月に開催された電気関係学会北陸支部連合大会におけるM2の小島君の発表が優秀論文発表賞を受賞しました。 本日、その賞状と副賞が日本音響学会北陸支部の森川企画幹事から授与されました。おめでとう!(12月4日)

本研究室の卒論生の村田君が、今年度前期に本学附属図書館から多くの本を借りた図書活用学生表彰者に選ばれました。本人は、自分が最もたくさん本を借りた学生だと思っていたようですが、上には上がいて2位でした。(12月02日)

知的インタフェース工学講座の修士論文中間発表会が開催されました。 本研究室からの発表者2名は、プロジェクタの画面サイズすら合わせられないなど、いまだかつてないブザマな発表でした。しっかりと準備をしないからでしょう。また、研究の目的と目標を聴き手に伝えられないというのでは話になりません。自らの研究のことをあまり考えずに日々を過ごしているからでしょう。一夜漬けではどうにもならないこともあるのです。(11月30日)

寒気が南下してゴロゴロと雷鳴が轟く中、平原研と森重研の卒業論文中間発表会が開催されました。その研究をやるのは何のためか?だれに使ってもらうのか? 基本的な質問につまってしまう学生諸君が多々いました。研究室に配属された4月から数えると、もう8カ月が経っています。残された時間はたっぷりあるのかな?(11月27日)

夕方、図書館へ行くために暗くなった廊下に出ると、遠くの方に棍棒のようなものを手にした集団がぼんやりと見えた。な、なんだあれは!と思いつつもそちらの方へ歩いてゆくと、 それぞれビニール製の大きなポッキーを手にした5人がサッと整列して道をあける。知能デザイン工学科の女学生たちでした。いったい何をしていたのだろう、暗闇乙女たちは・・・(11月12日)

朝晩は冷えこむようになり、木々も色づいてきました。今日はよく晴れわたり、白くなった立山連峰が青空に映えています。例年、山々がもう少し白くならないと、学生諸君のエンジンがかかりません。 研究室ゼミを終えて、富山ガラス工房に工作をお願いしていたものを取りに行きました。この道から見える山々は、近くにあるものとの対比で、とても迫力があります。(11月4日)

今年も、知能デザイン工学科3年生向けの講義「企業経営概論」の講師として長木さんをお招きしました。夜は、岩本先生、手計先生、手計研の学生二人も交えて「一心」へ。おおいに盛り上がりました。(10月28日)

今月はいろいろなモノが不調になる。学生はなかなかそのことを言いに来ない。昼に研究室へ行くと、レーザー墨出し器のスイッチが回らなくなったとの訴えがあった。先日の実験の際に落としてしまったという。

分解すると、スイッチ・ノブを回すとシャフトが出たり入ったりして、奥にあるマイクロスイッチを押す機械仕掛けであることが判明。単純なスイッチを使えばいいのに、と思う。どこかが歪んでいるのか、力を加えてもシャフトが動かない。 ホルダーからシャフトを叩いて抜き出し、黄銅製のホルダーの内側をやすりで削る。ノブとともに回転する黄銅製ホルダーとそれに被さる固定用の黒色円筒金属部品との滑りも悪いので、黄銅製ホルダーの外側も少し削る。 いずれの部品も滑らかに動くようになったので、元通りに組み立てて一件落着。これくらい自分で修理しろ、と言いたいのだが・・・(10月27日)

ダ・ヴィンチ祭に出展した「ボトル・ミュージック」の様子が、富山県立大学ニュース109号の表紙を飾りました。(10月26日)

今年度も、3年生の専門ゼミの前半で USB オーディオインタフェースのキットを制作しています。基板から読み取った回路図を描き、電子部品をはんだづけし、ケースをを加工して自分好みに仕上げるという流れです。その中で、抵抗のカラーコードを読むとともに、テスタで抵抗値を測ります。 本研究室も、数年前からようやくデジタル・テスタを使うようになりましたが、毎年、学生諸君は抵抗値を安定して読み取れずに苦労します。その理由は、テスターのリード棒にそれなりの力を加えて抵抗のリード線を押さえつけなかったり、両手で抵抗を持ったりするからです。(10月22日)

雪化粧した立山連峰が映える晴天の土曜日の午後、この6月から8月にかけて実施した小杉高校3年生との高大連携プロジェクトの成果発表会が小杉高校で開催されました。 参加した高校生たちが、5つの連携プロジェクトで行ったそれぞれの研究内容を発表しました。本研究室でガラスビンを叩いた山田・喜多さんも元気に発表しました。 同校の理系コース 1,2年生80名が熱心に聞き入っていました。来年も誰か来るかな?(10月17日)

先日の卒業研究進捗発表会の反省会を「海彩」で開催。一人暮らしを始めた、料理するはいいが後片付けが大変、カップ麺と野菜ジュースで十分、一人暮らしより二人暮らしの方が低コスト、きびしい監視下での日々が・・・、 といった夏休みの活動報告もありました。4月に研究室配属されてから6カ月、卒論の締め切りまで余すところ4か月。各員一層奮励努力せよ。したくなければしなくてもいいけどぉ、また来年ね、とお開きに。(10月9日)

明日から後期が始まる 9月30日、爽やかな秋空の下、恒例の卒業研究進捗発表会を開催しました。構想発表会から3カ月、卒業研究をどう進めてきたか、これからどうやっていくかを、3名の卒論生に発表してもらいました。 「自己流で進めずに、もうすこし相談に来た方がいいのではないでしょうか。まあ、時間はたっぷりありますから、1年かかっても、2年かかってもかまいません・・・」という総括で締めました。(9月30日)

9月16〜18日は会津大学で開催された日本音響学会秋季研究発表会に単騎遠征。セッションのトップバッターで「超近接場の頭部伝達関数」と題する発表を行ってきました。会津大学は広々としたキャンパスに低層の建物が拡がり、 "to Advanced Knowledge for Humanity" というメッセージが刻まれていたり、Segway で移動する教員がいたり、すこし異国感が漂っていました。(9月19日)

悠々自適の生活をなさっている垣田先生がお菓子袋を携えてひょっこりと来訪。 「これ、学生さんに」「ありがとうございます」「ポスター用のソフトクロスの入手先を知らないかしら」「紙を使ってるので・・・」「そっかぁ」「お元気そうで何よりです」「そうでもないのよ。朝がね。学校へ行かなきゃというのがないでしょ」「ストレスが懐かしい?」「・・・・・・・」 昼ごろ、学生たちは垣田先生を思い出しながらお菓子を山分けしていました。(9月14日)

9月12日は金沢工大で開催された電気関係学会北陸支部連合大会に遠征。M2の小島君が、この春から取り組んで完成させた実験システムと それを用いて行っている実験の結果について発表。しっかりと発表し、的確に質問にも答えていました。(9月12日)

9月4,5日に、本研究室と金沢大の三好・齋藤研とJAISTの赤木・鵜木研と党研の有志が集い、夏合宿を挙行。 福光里山体育館で汗を流した後、砺波平野を一望できるイオックス・アローザへ。今年は 3 kg の肉塊をジュージューと焼きました。(9月7日)


ダ・ヴィンチ祭における小杉高校との高大連携プロジェクトの成果をヴィデオにしました。 バイノーラル録音しましたので、イヤホンで聴いてみてください。映像のピントは甘く、音声の一部はクリッピングレベルを超えています。ご容赦ください。(8月24日)

真夏の研究室は、就職希望者全員の行先が決まり、学生諸君でにぎわっています。猛暑も峠を越したのか、セミの鳴き声が弱まり、秋の虫の音が聴こえはじめました。(8月21日)

晴天の下でダ・ヴィンチ祭が開催されました。本研究室からは、これまでの瓶琴に加えて、小杉高校との高大連携プロジェクトで作成した新型の瓶琴を投入しました。 今年も大勢のちびっ子たちが思い思いにビンを乱打していました。いつのまにか帰ってきた移動型テレヘッドが、そして、終わりごろには卒業生の古田さんも来てくれました。(8月1日)


陽が落ちてから、卒業生の岡沢さんがひょっこりと現れました。アンドロイドのプログラミングも大丈夫っすよ、と笑顔で仕事をしているようでした。(7月31日)

明日の準備で瓶琴のチューニングをやっている時のこと。鳴っている音を聴いた音階と、スペクトルアナライザに表示される基音の周波数がどうも合わない。 そこで、学生諸君はインターネットから拾ってきた「A」の音を分析して、アナライザがおかしいと騒いでいる。 「このアナライザプログラムはさっきキャリブレーションをした。君たちはインターネットにあるものが正しいとまだ思っているのか!」と一喝。

よくみると、録音用ADコンバータのサンプリング周波数は 48 kHz、スペクトルアナライザのサンプリング周波数は 44.1 kHz になっていました。(7月31日)

ニュートン村田が再設計し、前川君らと組み上げた竹細工版の瓶琴が完成し、喜多さんと山田さんが試打。 最初のうちはぎこちなかったのですが、みるみる上達していきました。廊下の奥には今日も練習に励む岡山君の姿が。 今朝のパターン情報処理工学の期末試験に挑んだ村田君と前川君、お疲れさん!(7月30日)

今朝8時から放送された、ダ・ビンチ祭を紹介するFMいみずの番組に村田君と今井君が出演。久々にエアーチェックを行いました。 昔のようなカセットテープレコーダーはないので、、FMチューナー出力をUSB-ADCに接続してPCで録音。 ふたりともとても落ち着いた声で話しをしていました。学生諸君はちゃんと録音したのかな?(7月28日)

ダ・ビンチ祭が一週間後に迫り、高大連携プロジェクトガラスボトル「楽器」づくりも大詰め。ニュートン村田のアイディアによりガラスビンを固定しようとしましたが、ビンを叩いているうちに次々に固定したビンが外れていきました。何ニュートンの力がビンに加わるかという計算に誤りがあったようです。(7月27日)

大学院MOT科目の講義のために今年も吉田社長が来られました。夜は「一心」にて特別講義「一人暮らしの勧め」を開講。 大学生の間に一度は親元を離れて暮らし、いろいろと苦労すべし。まったく同感です。(7月24日)

今日も暑い!小杉高校生との高大連携プロジェクトも佳境です。ニュートン村田の万全の設計に基づいて竹細工に再挑戦。途中でテレビ局の取材も受けながら、夕方にようやく完成しました。(7月21日)

フェーン現象で朝からぐんぐんと気温が上がる中、1・2限に知能デザイン工学科1年生向けの研究室見学。「岡田現象」や「今井効果」といった不思議な音の聴こえや、移動型テレヘッドによる立体音を楽しんでもらえたことと思います。(7月14日)

高大連携プロジェクトで、竹を使ってガラスボトル「楽器」の仮組。なかなかしっかりと固定できないし、竹が邪魔になります。もうすこしいろいろと考える必要がありそうです。 この「楽器」は8月1日のダ・ヴィンチ祭りでお披露目する予定です。そのPRの一環として、卒研生の村田君と今井君が「エフエムいみず」の番組に出演することが決定。(7月13日)

7月10, 11日は汗ばむ杜の都に遠征。ピッカピカのビルディングに移った鈴木・坂本研の新しい音響実験室などを見せていただき、いろいろな相談をしてきました。家は三回建てないと理想ものができないといわれていますが、無響室も同じです。(7月13日)

高大連携プロジェクトで、期末試験を終えた小杉高校の二人が来訪。今日は、コンポーザー村田と演奏する楽曲を決め、「楽器」をデザインしました。 いよいよ来週から「楽器」づくりに入ります。廊下では、にぎやかにガラスビンを叩いていた学生諸君と通りかかったドラマー神谷(先生)が、あーしたらいい、こーしたらどうなる?とワイワイやっていました。(7月6日)

ひんやりとした雨空の下、本研究室恒例の卒業論文研究/修士論文研究の構想発表会を開催。卒論生3名と修士1年生1名がそれぞれの研究構想を発表し、甘い研究目的や研究計画について問い質されました。

夕刻からは「一心」にて反省会。お酒を呑むにつれて皆の口も緩み、いろいろな話がポロポロと出てきました。二次会はカラオケへ行ったようです。(7月1日)

本日開催されたオープンキャンパスで、知能デザイン工学科は「ロボット」をテーマに研究室公開を行いました。本研究室は、テレヘッド6号機と移動型テレヘッドを紹介しました。 昨夜遅くひょっこりと帰ってきた移動型テレヘッドが、見学に訪れた高校生諸君のお出迎えとお見送りを行いました。(6月20日)

高大連携プロジェクトで、小杉高校の3年生が来訪。今日は、これまでに集めたガラスビンに水を満たしたときの打音の周波数を測り、 1オクターブの音階を出せるように8本のビンを調律。調子はまだ少しヘンだけれども、「楽器」の原型が仕上がりました。(6月15日)

実験用スピーカアレイを駆動するパワーアンプを交換した後の実験室の暗騒音スペクトルを見る。 パワーアンプの電源を OFF にしても、240 Hz に約 8 dB SPL, 360 Hz と 388 Hz に約 11 dB SPLの雑音成分がある。 パワーアンプの電源を全て ON にすると、スピーカに耳を近づけても弱いヒスノイズしか聞こえないが、240 Hz 成分は約 3 dB 上昇する。 また、実験室の窓を開けると 240 Hz 成分はやや増えるが、360 Hz と 388 Hz 成分は増えない。一方、実験室のドアを開けてもこれらの成分は増えない。 そして、壁に耳を当てるといろいろな躯体伝導音が聴こえてくる。ノイズの発生源は特定できない・・・。 とりあえず、実験室の暗騒音スペクトル(緑色)は若者健聴者の最小可聴閾値の中央値(青色)よりも低いので問題ないでしょう。

誰もいない日曜日の夕方、A特性フィルタを通して測った実験室の暗騒音レベルは16 dB。静かです。 しかし、暗騒音スペクトルには電源周波数由来のノイズ成分がいくつも立っていて、3月に訪れた京大建築学科の無響室と比べると、500 Hz 以下で騒々しいのがよくわかる。(6月14日)

NII の曽根原先生に誘われて、ICTSFC ワークショップ@金沢で講演をしてきました。すこし畑違いなのですが、皆様に楽しんでいただけたようです。 ネットワーク認証やセキュリティの現状は、とても勉強になりました。(6月10日)

雨が降り出しそうな月曜日の夕方、小杉高校の3年生が来訪。今日はExcelを使って、これまでに集めたデータをグラフに描きました。 どんなガラスビンがいい音を出すか、少しは分かるようになったかな?コンポーザー村田は、打音をサンプリングしてキーボードで演奏することに熱中しています。(6月8日)

実験室の再生系で使用してきた UA-101 を引退させ、新顔の Fireface UFX を起用。 しかし、実験室内の暗騒音レベルを点検していた院生の小島君から、スピーカに耳を近づけると弱いハム音とヒス音が聴こえる、との報告。 確かに、スピーカアレイの中心で拾った音のスペクトルを見ると 60 Hz の高調波成分がノイズフロアーから頭を出している。 ノイズバスターがひとつひとつ思い当るところをチェック。続投予定だったパワーアンプ 1705-II を別のパワーアンプに代えたところ、 スピーカに耳を近づけてもハム音は聴こえなくなった。UA-101 とともに 9 年間 働いてくれた 1705-II も引退することと相成りました。(6月3日)

爽やかな風が吹く開学記念日。小杉高校の3年生がガラスビンを持ってやってきました。大学生や大学院生は頼りになるかな?(6月1日)

夕方、小杉高校の3年生二人が高大連携プロジェクトをやりにやってきました。中間試験を終えてほっとした様子。研究室の学生といろいろなガラスビンを叩き、その打音を調べました。「いい」音が出るビンと、鈍い音しか出ないビンが分けられてきました。

その中に、同じワインボトルなのに、違う高さの打音が出るビンがありました。その二つのビンは少し重さが違うのですが、重たい方のビンを叩いたときに、軽い方のビンを叩いたときよりも、高い音が出るのです。此は如何に!(5月25日)

配線を新調したスピーカアレイ、ある一つのスピーカからブ〜ン+ジーッという雑音が無信号時にも出ていました。ノイズバスターが登場です。DACからパワーアンプへの信号ケーブルが悪さをしていることが判明。 直接ケーブルを引っ張ってRCAジャックを抜いたのか、青い被覆からむき出しになった芯線がグラウンド側のはんだに近接していました。その部分を短く切ってはんだづけしなおすことにより、ノイズは退散。 接続ケーブルは、だいじに扱いましょう。(5月25日)

新川文化ホールで開催された富山クラフトオーディオクラブの試聴会にて「人はどのように音を聞いているか」と題する講演をしてきました。クラブの方々が自作された真空管アンプたちが素敵な音を出していました。(5月24日)

爽やかに晴れ渡った金曜日、テレヘッドを体験したいと某所から二人が来訪。テレヘッド6号機を実験室に置いて、ステレオスピーカから流した楽音や、スピーカアレイから流した白色雑音などを存分に聴いていただきました。いろいろと面白い話もおきかせいただきましたが、それについては、またの機会に。

残念なことに、研究室の学生は、その場にだれも姿を見せませんでした。そういえば、一昨日と昨日の夜、デモの準備している時もだれも現れなかったなぁ・・・(5月22日)

某実験に支障をきたしていた、低レベルのハム音を出していた17台の小型パワーアンプを室外に移設。それと同時に、べとべとになっていたスピーカケーブルを新しいケーブルに取り換えました。秘密兵器も完成しつつあり、やっと実験ができそうです。(5月20日)

先週から、小杉高校の3年生が大学生と共同研究をするために研究室に来ています。 高大連携プロジェクトとして本研究室が提案した「ガラスビンが出す音を捕まえよ」に応募した二人の女子生徒です。 これから約3カ月かけて「いい音」を出すガラスビンを探し、瓶琴を制作して8月1日のダ・ヴィンチ祭でそれによる演奏を披露する予定です。 どんなガラスビンが「いい音」を出すのか、その理由を探ることも目的です。(5月11日)

今年の卒論導入課題の一つは「研究室にあるアンプとスピーカの組み合わせのなかで、いちばんいい音が出るものを探せ」。 夕方から聴き比べ大会が始まり、学生諸君はスピーカやアンプによっていろいろな聴こえ方の違いがあることを自分の耳で確認していました。 M 君はスピーカのネジを変にハメて、なかなか外れなくて大苦戦。大きな音を響かせて、ごめんなさい・・・(4月22日)

冷たい雨が降りしきるなか、平原研と森重研合同の新人歓迎会を「えびす亭」で挙行。今年の新人は、弓道家、スキーヤー、作曲家と多彩な面々です。 小杉界隈よりも地元はよりいかに田舎であるか論争や、ニコニコ顔の M 先生の近況報告などで盛り上がりました。(4月7日)

春の嵐のなか、知能デザイン工学科4年生の研究室配属が行われ、本研究室には3名がやってきました。岩谷先生にいただいた「底力」をまっすぐにしました。(4月3日)