知能デザイン工学専攻の田中緑さん(受賞当時は学部4年生)が、2016年3月15日~18日に福岡市の九州大学伊都キャンパスにて開催された電子情報通信学会2016年総合大会におけるISS特別企画「学生ポスターセッション」での「ペンの持ち方による個人識別における特徴部位の検討」と題する発表について、優秀ポスター賞を受賞しました。
人によってペンの持ち方はわずかに異なりますが、この研究では、その違いを利用して個人識別を行う手法の開発を目指しています。筆記情報を用いた個人識別の研究として、これまでは個人の行動の癖や筆跡・筆圧などを用いて行う方法が提案されてきましたが必ずしも十分に個人を識別できませんでした。本研究で開発した方法を従来の方法と組み合わせることで、より効果的に個人を識別できることが期待されます。
指導教員:
中井満(知能デザイン工学科 講師)