【大学院】知能ロボット工学専攻の紹介

知的センシング工学部門

 


Q1. どのような研究をしていますか?

 本部門ではロボット,先端ものづくり技術,医療などへの応用を目指した計測や加工について研究しております.具体的な研究テーマは下記の通りです.
 ・加工が難しい材料を高能率・高精度に加工する技術開発
 ・マイクロ/ナノサイズの精密三次元測定に関する研究
 ・稲のもみ殻を半導体材料へリサイクルする研究
 ・レーダーによる遠隔からの認知症リスク計測技術


Q2. 研究の過程で学べることは?

 上記研究を通じて光を応用した測定の技術,超精密な高精度測定の不確かさ,機械加工の高度化のための計測・制御・加工,半導体材料の分析方法,人工知能の計測応用等の最先端を学べます.加えて,技術以外の社会で役立つことも学べます.例えば答えが一つでない問題に対する対応法,研究成果をアピールする技術,耐える事(成果が出るまでの地道な努力の必要性),人に頼らず学ぶ技術,ものづくりの難しさと楽しさと奥深さ等です.

Q3. 必要な知識・技術は?

 どの研究室であっても,大学の工学部及び関連学部で学ぶレベルの数学や物理,プログラミング,電気回路や電子回路に関する基礎知識を持っていると,スムーズに研究に着手できると思います.また,PDCAを実践する力や,アイデアを形にするための設計や加工に関する知識・技術もあると良いです.

Q4.国際会議での発表はありますか?

 はい,大学院在学中に1回は国際会議に論文を投稿し,英語で発表して欲しいです.近年発表実績のある国際会議の例は以下の通りです.
 ・IEEE SENSORS
 ・International Conference on Precision Engineering (ICPE)
 ・International Symposium on Measurement Technology and Intelligent Instruments (ISMTII)
 ・International Conference on Positioning Technology (ICPT)


Q5. 他大学との共同研究や地域連携はありますか?

 はい,いずれの研究室でも複数の大学,企業,学会の専門委員会と産学協同で研究に取り組んでおります.また地域連携に関しても,富山県産業技術研究開発センターや県内企業との共同研究や,大学の所在地である射水市の高齢者健診イベントでの先端計測技術実証実験など,積極的に行っております.

Q6.入学前に研究や研究室について相談させてもらうことは可能ですか?

 もちろん可能です.ご希望の研究室の教員にお気軽にコンタクトをとってください.またご希望でしたら,研究室の学生ともお話をすることが出来ます.

知的センシング工学部門 教員情報

神谷和秀 教授
岩井 学 教授
伊東 聡 准教授
佐保賢志 講師

お問い合わせは以下のフォームをご利用ください

連絡先:https://www.pu-toyama.ac.jp/contact/
コンタクトを取りたい教員と目的がわかるようにご記載ください

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